大深度なら地権者との用地交渉は必要ないという安易な考え方に鉄槌が下ったものと
言える。大深度は工事の難しさだけじゃなく、うまく開通までこぎつけても事故時の閉所
恐怖症的な懸念はつきまとう。C2山手トンネルで大雪のとき、大型車がトンネル出口を
登れずに1時間くらい詰まったことがあったが、大深度ともなればさらに安全性は懸念さ
れる。今からでも遅くない、大深度はやめるべきだろう。