岩手 釜石港のコンテナ取扱量が過去最多に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200121/k10012253031000.html

岩手県釜石市によりますと、去年1年間の釜石港での取扱量は、コンテナに換算して9292本で過去最多となりました。
これは前の年の1.2倍で、震災前の平成22年と比べると81.5倍に上ります。

背景には、平成29年に「大型クレーン」が導入され処理能力が一気に向上したほか、
去年3月には、内陸と沿岸をつなぐ釜石自動車道が全線開通するなど、港や道路の整備が進み利便性が高まったことなどがあります。
企業にとっては、輸送時間の短縮やコスト削減の効果が期待できるため、釜石港を利用する企業は80社を超え、震災の年の10倍に増えました。

また去年8月には、食肉などの畜産物が輸出入できる「動物検疫港」に指定されたことなどから、ことしはさらに輸出入が伸びることが期待されています。