酒気帯び運転の消防士「懲戒免職」 東北中央道で正面衝突事故
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2018年05月09日 08時32分
 山形県米沢市の東北中央道で2月、大型トレーラーと正面衝突する事故に遭った際に基準値を超えるアルコール
が検出されたとして、双葉地方消防本部は8日、富岡消防署の男性消防副士長(26)=いわき市=を同日付で懲
戒免職処分にしたと発表した。

 同本部によると、双葉地方広域市町村圏組合が4月27日の懲戒審査委員会で処分を決め、今月8日に管理者の
松本幸英楢葉町長が決裁した。管理監督責任があったとして、消防長(57)と次長(58)を同日付で戒告処分とした。

 消防長は「被災地の住民の生命、身体、財産を守る消防職員が、人の命を奪いかねない飲酒運転という重大な法
令違反を起こしたことは痛恨の極み。再発防止策を徹底していく」とのコメントを発表した。 同本部によると、元消防
副士長は2月27日午前6時30分ごろ、東北中央道で酒気帯び状態で車を運転し、大型トレーラーと正面衝突した。
2012(平成24)年5月にもいわき市内で酒気帯び運転をしたとして、停職6カ月の懲戒処分を受けている。