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長野県諏訪郡下諏訪町にある諏訪湖周辺の住民が、
国が進めているバイパス道路の計画に対して不安を訴えている。

下諏訪町は御柱祭、諏訪大社下社春宮と下社秋宮の門前には温泉街がある。
下諏訪町は江戸時代から温泉宿場として栄えてきた。

去年9月、国と県は諏訪バイパスのルート案を公表。総工費は推定1千億円。
源泉への影響を多くの住民が懸念している。

くみ湯は昔から洗濯などに利用してきた。
綿の湯源湯は諏訪大社の八坂刀売神がお湯を湿らせた綿を置くと湧き出たという神話の湯。
約200mの後ろの山にトンネルが掘られる。
今年3月、国と県が環境影響評価準備書を公表。

長野県諏訪市では計画地の麓に酒蔵が5軒ある。
2004年に完成した湖北トンネル(下諏訪岡谷バイパス)の工事では大量の水が出た。

周辺の地盤も陥没。毒沢鉱泉宮乃湯では井戸が枯れた。最近は源泉の湧出量も減少。

信州大学名誉教授・小坂共栄は広範囲な調査を求める要望書を提出。

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