岡崎・藤川地区に道の駅 今年中にオープン

 東海道の旧宿場町だった岡崎市藤川地区に、道の駅「藤川宿」(仮称)が二〇一二年
中にオープンする。県内の国道1号沿いで初めての道の駅。東海地震など大規模災害の
発生時、防災拠点としての機能を持つ。

 岡崎市によると、国整備分を含めた計一万七百平方メートルに、地域振興施設や駐車場、
トイレを設ける。名鉄藤川駅に隣接し、鉄道利用者も出入りできる。

 地域振興施設は鉄筋コンクリート平屋建て、延べ千百六十九平方メートル。野菜や
果物など農産物の直売所や軽食コーナーに合わせ、「きらり岡崎コーナー」と題した地元なら
ではの観光物産を展示する。

 防災拠点としては、国が発電機や防災トイレを設け、災害情報を知らせる設備の無停電
化をすすめる。市は「国道沿いという立地から、緊急時は物資の輸送や集積などに活用したい」
としている。

 施設は六月に完成予定で引き続き内装工事を進めるが、具体的なオープン日は未定。
東側には市東部地域交流センターを置き、一体的な交流の場をめざす。
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120415/CK2012041502000036.html?ref=rank

岡崎市 藤川地区整備推進事業
http://www.city.okazaki.aichi.jp/menu7921.html