16日の日米首脳会談で、バイデン氏は「唯一の競争相手」とする中国への対抗意識を鮮明にした。
共同声明には、中国への配慮で長らく言及してこなかった「台湾海峡の平和と安定」の文言を盛り込んだ。
強硬なバイデン政権の対中政策に、日本はどこまで歩調を合わせられるかが、今後の焦点になる。

 バイデン大統領は記者会見の冒頭で「我々(日米)は中国からの挑戦を受けて立つためにともに取り組む」と発言。
菅首相がつかった「中国が及ぼす影響」よりも強い言葉で、中国に対する強いライバル意識をにじませた。

 さらに、「21世紀においても、民主主義は競争し、勝利することができると証明するため、ともに取り組んでいく」とし、
日本と協力して中国との競争に打ち勝つという姿勢を鮮明にした。

 
https://news.yahoo.co.jp/articles/03f1dbb69484008c69fd30ca3ca541a310a2e1f6