【三戦板】 三戦板白馬党 8 【解放区】
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サッカーもアメフトもバスケも時計を見ながらの勝負
だから、野球は異質だよ。
人が塁を踏まないと一点にもならない。 フットボール形式の球技の塁はゴール
時間は近代スポーツとして整備するにあたって設けたもので、
元来は1点先取 バスケの3ポイントはゲームバランス的におもろい。
アメフトのボール置いて6点 投げて3点 更にプラスの1点と
塹壕戦みたいだな。 サッカーにもコツがあって、自分で塁を見つけるんだよ
正確なポジショニングってやつで、サッカーではこのポジション取りが大切になる
まぁ、ポジション取りというか、その本質は駆け引きの強さってことなんだけど
サッカーのポジショニングってのは俯瞰で見てる観戦者ほど簡単じゃなくて、
ピッチ上の選手は常に2、3手先を読みながら、正確なポジショニングを取ろうとしている
何で2、3手先かというと、ピッチ上が常に変化し続けているから
サッカーでは先を読まないのも、先を読み過ぎるのもダメで、
ちょうど2、3手ぐらい先を読むのがいい
2、3手っていうと簡単そうだけど、これが難しいんだな
というのも、サッカーは攻撃と守備が繋がっているから、
攻撃の自分のこのポジションの範囲だけ、守備の自分のこのポジションの範囲だけ考えていればいいというわけにはいかなくて、
そうしていると、攻撃が苦しくなるし、守備も苦しくなる
サッカーでは攻撃は守備であり、守備は攻撃でもあるから、
常にピッチ全体のことを考えないといけない
縦幅約110m、横幅約70mのピッチ上のここっていう中心を
捉え続けないといけない
何で“続けないといけない”のかというと、
それは、繰り返しになるけど、ピッチ上で起こってることは常に変化し続けているから そう、サッカーには野球のような固定的なポジションが存在しない
だから次の展開の予測が難しい
試合前に与えられたキックオフ時の立ち位置（システム）や
試合前に作った作戦（戦術）で相手に対応するには限界がある
というか、はっきり言ってそんなに重要じゃない
重要なのはその時々、瞬間瞬間で、ピッチ全体のバランスを考えた上で、
自分が立つべき場所に立っていることで、
（繰り返しになるけど、それは止まることなく変化し続ける）
これはシステムとか戦術ではどうすることもできない
というのも、サッカーはカオスなスポーツで、同じシチュエーションは二度とやってこないから
ピッチ上の選手たちが独創的なプレーをすればするほど、
複雑さが増していき、対応が難しくなる
サッカーがまだ1対1のスポーツなら、1対1の駆け引きにだけ集中すればいいけど、
サッカーはフィールドプレーヤー20人が一斉に駆け引きし合うスポーツだから、
これに対応するためには経験に裏打ちされた正確なポジショニング・スキルが必要になる
その本質は駆け引きの強さで、つまり駆け引きの強さが必要になる
サッカーは選手個々人の駆け引きの強さに大きく依存する
ただ速く走れば、長く走れば、筋力があればいいってわけじゃない
身長が高ければいいってわけでもない
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