>>338
>>342の続き。
「奄美群島の過去の歴史は薩摩藩の圧政時代そのほとんどが焼却・破棄されたと
伝えられているし、又そうではなくそれらを保存していた藩の倉庫の火事によって
消失してしまったという説もあるがいずれにしても灰にしてしまった事には
変わりない。
そして薩摩藩の島民に対する圧政は横暴極まりなく島民は塗炭の苦しみを
味わされたという話が代々伝わっていた、そういう昔話に対して無頓着な私は
鹿児島の高校を選んで鹿児島の地で奄美の人々が島の衆(シマンシ)と呼ばれ
侮蔑されている事を身をもって知り、下らない喧嘩の数を重ねた。」
まあ、文書焼却の証拠隠滅は、終戦時も徹底的に行われたし、現代の官僚の
文書改竄や黒塗りや破棄の証拠隠滅にしてものう、学問としての歴史学への
冒涜じゃの平気なんが、日本の上層部の嘘こき役人体質じゃけぇのう。
まあ、日本ほどでのうても、公文書文献は都合の悪りいこたぁ隠蔽するけえ、
世界的にゃ近現代史じゃ公文書史料たぁ証言回想録の方が信憑性が高いと
されるし、証言がほとんど残されとらん時代は、当時の世相を描いた小説の
文学的アプローチ、民話伝承の民俗学的アプローチ、遺物物証による考古学的
アプローチから、総合的に綺麗事建前の公文書文献に隠された真実を探求する
ことじゃけぇのう。権力側や加害者側の公文書の大嘘綺麗事じゃ歴史学は
成り立たんのじゃし。