>>152
こっちにも書いとるのう。傀儡についてものう。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/archeology/1327112041/13
 別の説では、一般的に女真や契丹などの北方民族の帰化人たちであるという。
 定着するようになった彼らは、一般民衆の中には溶け込めず、水草を摘んで柳器を作って
売ったり、放浪しながら狩猟したり、遊牧生活の中で培ってきた技術を活かした屠殺肉商、
旅芸人などを生業にして特殊部落を形成して暮らした。」
 日本の傀儡子の民俗も同様。
『傀儡子は定まれる居(おりどころ)なく、当(まも)る家なし、穹廬氈帳(きゅうろせんちょう
=空の下、葦の中にムシロを広げてとばりとし)、水草を遂(お)いてもて移徒す(=水と食物を
抱えて移動する)頗る北狄(ほくてき=北の蛮人)の俗(ならび)に類(に)たり 男は皆弓馬を
使(わきま)へ、狩猟をもて事と為す
女は愁眉・啼粧・折腰歩・齲歯咲(しゅうび・ていしょう・せつようほ= 意訳・うれいのある眉を
引き、目の下に涙を流しているような薄化粧をし、腰は折って歩き、おはぐろを塗り。つまりちと
品のない役者化粧)を為し、朱を施し粉(白き物=おしろい)を傳(つ)け、倡歌淫楽
(しょうかいんらく・歌を歌い淫蕩なさま)して、もて妖媚を求む(=もっぱら妖艶さをさらけだす)
参考文献 大江匡房『傀儡記』
 「前田速夫はこれについて、半島の才人白丁に起源を想定する。…
 彼らは「神の杖」と呼ばれる殺牛のための長刀をたづさえていたと鄭棟柱の小説『神の杖』に
書かれている。 喜田貞吉はこれを以て、彼らくぐつが半島白丁族の末裔であろうと推測した。」
14 :白馬青牛 ◆8mr41B7alChB :2012/01/29(日) 01:00:13.47 ID:uVmz+sZ9
>13の続き。
 西村真次氏は「傀儡子は朝鮮人、満州人従って日本人とも同種のツングース系のものと
考へなければならぬ。」と、されとるね。 まあ、傀儡子系統は、武士の起源の一つでもあるし、
したがって日本の武士は白丁の子孫とも云えるけんのう。