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日本軍の中でも蛮行ワーストの九州兵に至っては、寺崎浩氏
「兵隊たちは荒くれた感じが凄惨だった。 大学出の兵隊が話し出した。
この部隊は強盗、強姦、掠奪、 放火など一通りやってきた人間ばかりで、
人間のやり得る悪は すべてやったという部隊だから、大学出の補充の初年兵は
ひどく肩身が狭いのだと話してくれた。」
伊藤桂一氏は
「女っ気がないと、夜も日も明けないのが九州兵団らしく、 久留米の龍兵団は
北ビルマまで女(慰安婦)を連れていっている。」 と、九州兵の女好きの性格を云われ、
「これは、ビルマでの話だが、某兵団で、どうしても強姦事件が絶えないとみて、
内々に強姦を認めた。 しかしビルマは親日国で、かつ民衆は熱心な仏教徒であり、
強姦など 行えない。残された方法は証拠の湮滅ー
つまり、犯した相手をその場で 殺してしまうことであった。」と、
(まあ伊藤桂一氏は、戦争体験者から 話を聞かれて戦記を書かれるので、
戦争体験者の自部隊の恥部を暴露 されたら伊藤氏に自身の戦闘体験など
語られんじゃろうし。伊藤桂一氏の 思いやりとして、ぼかしておられる)
 具体的にはビルマで、久留米18D(菊)に付いて従軍したカメラマンの
石井周二氏が、
「部隊の通った後をいくと、女が大の字になって死んでいるんですよ。
開いたマタのあそこに、トウキビが一本突き刺してあるなんてのはザラですね。
田の稲の間にタコツボみたいな穴を掘って女が隠れているんですな。兵隊は
それを知っているから、女を捜し出しては犯ったあと、バン!と一発です。
ウン、殺しちゃうんです。」と、ぼかさん話は生々しいのう。