新型肺炎 国内で新たに2人感染確認 奈良在住男性は武漢渡航歴なし、人から人への感染か


1/28(火) 17:50配信

毎日新聞

厚生労働省は28日、奈良県在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
中国武漢市への渡航歴はなかった。国内で人から人への感染が確認されたのは初めて。
また、別に武漢市からの旅行者の40代男性にも感染が確認され、国内の感染者は6人になった。

厚労省によると、奈良県在住の男性は、14日にせきや関節痛の症状が出はじめ、17日に奈良県内の医療機関を受診。
検査に異常はなく経過観察となったが、症状が悪化したため、25日に再び受診し、入院した。
男性は、1月8〜11日と12〜16日に東京都内で、武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手だったという。