日本、北極圏発展へ関与強化表明 河野外相、国際会議初参加

【レイキャビク共同】2018年10月19日 18時25分

北極圏の課題を協議する産官学による国際会議「北極サークル」総会が19日、アイスランドの首都レイキャビクで開幕、
河野太郎外相が日本の閣僚として初めて出席し、資源開発協力や気候変動の科学調査を通して、北極圏の持続的発展に貢献する考えを表明した。

北極サークルの総会は北極版「ダボス会議」とも呼ばれ、50カ国以上の政府や企業の関係者らが参加。
中国やロシアが北極圏での影響力を強める中、日本としては外相の出席で存在感を高め、極地での国際秩序を維持するためのルール形成に主導的に参画する姿勢を示す狙いがある。