ロッキード社製レーダー採用へ 地上イージス

2018年7月3日 21時13分

防衛省は、北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛の強化策として導入を目指す地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に搭載するレーダーについて、
米ロッキード・マーチン社製の「SSR」を採用する方向で調整に入った。政府関係者が3日、明らかにした。

政府は2023年度の運用開始を目指しており、レーダーの開発がそれまでに間に合うことなどが決め手になったとみられる。

レーダーは弾道ミサイルを探知する装置。
SSRの探知範囲は、約500キロとされる海上自衛隊のイージス艦搭載のレーダー「SPY―1」に比べ、飛躍的に向上する。
(共同)