【東洋経済オンライン】 欧州「移民受け入れ」で国が壊れた4ステップ
これから日本にも「同じこと」が起きる
施 光恒 : 政治学者、九州大学大学院比較社会文化研究院准教授 2018/12/30 7:40

イギリスのジャーナリストであるダグラス・マレー氏が著した『西洋の自死――移民・アイデンティティ・イスラム』(中野剛志解説、町田敦夫訳、東洋経済新報社)である。
冒頭 「欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した」。
 「結果として、現在欧州に住む人々の大半がまだ生きている間に欧州は欧州でなくなり、欧州人は家(ホーム)と呼ぶべき世界で唯一の場所を失っているだろう」。