じゃあ、少なくとも「SNS売り上げ」を保護活動支援に回すかと。


中国向け密猟でジャガー危機=牙など珍重、摘発に本腰―ボリビア

4/7(土) 7:08配信 時事通信【サンパウロ時事】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00000012-jij-int

南米ボリビアで、ジャガーが密猟で頭数を減らしつつある。

AFP通信によると、多くは高値で取引される中国に密輸されているとみられ、環境省の当局者は「しっかり規制しなければ重大な問題に発展する」と警鐘を鳴らしている。

ジャガーは北米大陸南部から南米大陸にかけて分布する大型のネコ科肉食獣。
推定6万4000頭のうち約7000頭がボリビアに生息しているとされ、準絶滅危惧種として商取引が禁じられている。

しかし、中国ではその牙、爪、皮や睾丸(こうがん)などが装飾品や精力剤として珍重されている。
ボリビアでは頭骨に10万円の値が付き、1本1万円近くで買い取られる牙が中国市場で50万円に跳ね上がることもあるという。

当局はこれまでに中国宛ての郵便物から約400本の牙を押収。
在住中国人が絡んだ11件を含む15件を立件したほか、3月にはインターネット交流サイト(SNS)で頭骨を売ろうとした業者を逮捕するなど、摘発に本腰を入れ始めた。
ただ、判明しているのは氷山の一角とみられている。

ボリビアは国民の4割近くが貧困層。
「1頭当たり2000ドル(約21万円)近くになる。貧しい人にとっては大変な金額」(環境省顧問)と言えるだけに、密猟を絶つのは容易ではなさそうだ。