東京医大、裏口入学謝礼「数百万円〜数十万円」

8/15(水) 7:31配信 読売新聞

東京医科大(東京)の不正入試問題で、同大の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛(まもる)前学長(69)が同大の内部調査に対し、裏口入学を依頼された受験者の親などから、
「数百万〜数十万円の謝礼を受け取ることがあった」と説明していることがわかった。
謝礼の金額は、同大の内部調査委員会が7日に公表した報告書に記載されておらず、おおよその金額が明らかになるのは初めて。

報告書や関係者の話によると、臼井前理事長と鈴木前学長は今年と昨年の一般入試で、裏口入学を依頼された受験者の名前や受験番号が記載されたリストを持ち寄るなどして、マークシート方式の1次試験の得点を操作。
今年は6人に49〜10点を、昨年は13人に45〜8点をそれぞれ不正に加点していた。多くが同大OBの子弟だったとされ、今年は全員が、昨年も大半が合格したという。