国際NGO事務所が襲撃され16人死傷、ISが犯行声明 アフガン

1/24(水) 18:34配信 AFP=時事【AFP=時事】(更新、写真追加)

アフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州ジャララバード(Jalalabad)で24日、
武装した男らが、子ども支援を専門とする英国のNGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」の事務所を襲撃し、少なくとも2人が死亡、14人が負傷した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。

【図解】襲撃事件が起きたジャララバードの位置を示した図

 襲撃犯らは同NGOの敷地外で車を爆破させた後、携行式ロケット弾発射装置(RPG)を使って侵入したという。

ナンガルハル州知事の報道官によると、職員が出勤した直後の午前9時10分(日本時間午後1時40分)ごろに襲撃が始まり、治安部隊が出動。3時間以上を経て制圧された。

同報道官はAFPの取材に対し、「交戦は終わった」と述べるとともに、少なくとも2人が死亡、14人が負傷したと語った。

襲撃発生時に敷地内に居合わせたという男性は病院でAFPの取材に応じ、「大きな爆発音」を聞き、覆いに向かって走ったところ、
「敷地内に侵入するため正門にRPGを打ち込む男を目撃した。私は窓から逃げ出した」と語った。

また地元テレビ局のニュース映像には、敷地内から立ち上る黒煙と、建物の外で燃えている少なくとも1台の車とみられるものが捉えられていた。【翻訳編集】 AFPBB News