シリア、3日間で死者140人超=反体制派への空爆激化

2/8(木) 6:02配信 時事通信【カイロ時事】

シリアのアサド政権軍は7日、反体制派が支配する首都ダマスカス近郊の東グータ地区で空爆を続け、在英のシリア人権監視団によると市民34人が死亡した。

同地区では6日の攻撃でも80人が死亡。過去3日間だけで空爆の犠牲者が140人を超えた。

国営メディアによれば、反体制派も首都に向けて砲撃を加え、死傷者が出るなど、戦闘が激化している。

政権軍は東グータに加え、国際テロ組織アルカイダ系の「シリア解放機構」などの反体制派の拠点である北西部イドリブ県で空爆を強化。
化学兵器の一種の塩素ガスを使った攻撃を行っているとされる。