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韓国ビル火災 オーナーら2人拘束 違法増築の疑いも

12/25(月) 17:38配信 産経新聞【ソウル=桜井紀雄】

韓国中部、堤川(チェチョン)のスポーツセンターで29人が死亡したビル火災で、
韓国警察は25日までに、ビルのオーナー(53)と管理人(50)を業務上過失致死傷容疑などで拘束した。26日にも2人の逮捕状を請求する方針。

聯合ニュースなどによると、1階のスプリンクラーのバルブが締められ、火災時に作動しない状態になっていた。
多くの犠牲者を出した2階女性用サウナの非常口の通路が棚でふさがれ、避難が難しい状況だった。警察は、こうしたずさんな安全管理が被害を拡大させた疑いが強いとみている。

管理人は当時、1階天井の氷を除去する作業をしていたと供述。警察は作業で発生した火花が出火につながった可能性があるとみて捜査している。

韓国メディアは、先月末の安全点検で避難設備などが「総体的に不良」との判定を受けていたと報じている。
2階は女性客がいるという理由で直接点検も行われなかったという。

また、オーナーが8月に建物を競売で入手した後、8、9階を増築したが、違法増築の可能性も指摘されている。