>「記憶」は、「全面黒塗り」を伴って、すでに破棄されています。


ペルー人被告「覚えてない」=熊谷6人殺害―さいたま地裁

2/9(金) 11:53配信 時事通信

埼玉県熊谷市で住民の男女6人が殺害された事件で、
強盗殺人罪などに問われたペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)の裁判員裁判の第9回公判が9日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。

ナカダ被告は、「日本で人を殺したことがあるか」との弁護人の質問に対し、「覚えていない」と5回繰り返した。
その他の質問には、意味の分からない発言をしたり、無言だったりした。

公判に被害者参加している、妻と娘2人を亡くした男性(45)も質問に立った。
「妻と娘を殺された。理由は何か」との問いに、被告は「理由は私には言えない」などと応答。質問と答えがかみ合わないこともあった。

ナカダ被告は1月26日の初公判の罪状認否で、事件と無関係な意味不明の発言を繰り返した。
弁護側は「被告は事件について語ることができない」として認否を留保し、今後、心神喪失を理由に無罪を主張する予定と述べていた。