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<強制わいせつ容疑>10歳障害児が被害、元施設職員を逮捕

3/9(金) 21:05配信 毎日新聞

◇大阪府警 他に6〜15歳の入所者十数人が被害の可能性
勤務先の障害児入所施設で当時10歳の男児にわいせつな行為をしたとして、大阪府警が元施設職員の一丸昌弘容疑者(27)=大阪市城東区=を強制わいせつの疑いで逮捕していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
他に6〜15歳の入所者十数人がわいせつ行為や暴行を受けた可能性があり、府警が慎重に捜査している。

逮捕容疑は昨年11月1日、社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」(大阪市阿倍野区)が運営する府内の障害児入所施設で、男児の下半身を触るなどわいせつな行為をしたとされる。
「恥ずかしいことをしたら言うことを聞くと思った」と容疑を認めている。

捜査関係者によると、別の入所者の家族が1月、「息子が職員から下半身を触られたり、暴行されたりしている」と府警に申告。捜査で今回の被害男児へのわいせつ行為の疑いが浮上したという。
一丸容疑者は1月22日に依願退職した。

同財団を巡っては、運営する大阪府和泉市の障害者支援施設「太平(たいへい)」で、職員の男が入所者の男性2人に暴行してけがをさせたとして、傷害容疑で逮捕されている。【山田毅、村田拓也】