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【国際】米中軍事衝突、台湾の離島から始まるリスク−中国の「危険なゲーム」 [haru★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1624262090/

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中国共産党支配の行方 日米中の専門家3人に聞く
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO73042480Y1A610C2TCS000/
コロンビア大学教授 アンドリュー・ネイサン氏:習氏後継不在、リスクに

 中国の安全保障政策の主な原動力は「脅威への脆弱性」だ。まず中国の指導者は国内の安定維持が非常に難しいと感じている。多くの隣国を抱え、いま最も友好的なロシアでさえ基本的に中国に嫉妬し、中国を信用していない。
さらに米国が中国の台頭を妨げる可能性もある。中国は真の安全保障を獲得できていないと感じている。...

 一党独裁は強いストレスにさらされる。... 永遠に続くと思えないが、中国が最終的にどんな体制になるかはわからない。米国のいう「民主化」以外に様々な政治体制があるからだ。...

 いずれ中国の経済規模は米国を抜く。1人当たり所得は中所得国の域で、中国、米国、日本、欧州連合(EU)、ロシア、インドに世界は多極化する。中国は多極化した世界を征服しようとは思わないだろうが、価値観、人権、学問の自由などに大きな影響力を持つ。... 他の大国の上に米中の2つの大国がある構造だ。
... 中国は台湾を支配する明確な意図を持ち、安保上の理由から台湾を手に入れる必要がある。たとえ中国共産党が崩壊して民主主義政権が北京にできても、課題は変わらない。中国はあきらめない。
 一方、米国は台湾問題の「平和的解決」を掲げ、中国に台湾を支配させない。この争いはいつまでも続く。もし中国が台湾の武力統一に動き、米国が台湾を守らなかったら、日本人は米国との同盟に何の価値もないと気づくだろう。
米中双方が慎重になり、相手を抑止する軍事的地位を強化する事が望ましい。恐怖と緊張に満ちた状況になるだろうが、大規模な戦争は避けられる。...

 日本は中国より小さな軍事力で技術的優位性を保つ必要がある。簡単ではない。そして信頼できる限り、米国との同盟に頼る。米国が日本に台湾問題で中国の抑止を求めるなど痛みを伴うものになるだろう。