世界には、強制力のない国際法で解決した領土紛争がてんこ盛り

「クリッパートン島事件」 (フランス対メキシコ 1931年判決)
「パルマス島事件」 (アメリカ対オランダ 1928年判決)
「東部グリーンランド事件」 (デンマーク対ノルウェー 1933年判決)
「マンキエ・エクレオ諸島事件」 (イギリス対フランス、1953年判決)
「国境地区の主権に関する事件」 (ベルギー対オランダ 1959年判決)
「プレア・ビヘア寺院事件」 (カンボジア対タイ 1962年判決)
「国境紛争事件」 (ブルキナファソ対マリ 1986年判決)
「陸地、島および海の境界紛争に関する事件」 (エルサルバドル対ホンジュラス 1992年判決)
「領土紛争事件」 (リビア対チャド 1994年判決)
「カシキリ/セドゥドゥ島事件」 (ボツワナ対ナミビア 1999年判決)
「カタールとバーレーンとの間の海洋境界画定及び領土問題に関する事件」 (2001年判決)
「カメルーン・ナイジェリア間の領土・海洋境界画定事件」 (2002年判決)
「リギタン島およびシパダン島の主権に関する事件」 (インドネシア対マレーシア 2002年判決)
「国境紛争事件」 (ベニン対ニジェール 2005年判決)
「ニカラグアとホンジュラスの間のカリブ海における領土及び海洋紛争」 (2007年判決)
「ペドラブランカ/プラウバトゥプテ、中央岩及び南暗礁に対する主権」 (マレーシア対シンガポール 2008年判決)
「領土・海洋紛争事件」 (ニカラグア対コロンビア 2012年判決)
「1962年プレア・ビヘア寺院事件の判決解釈請求事件」 (カンボジア対タイ 2013年判決)
「海洋紛争事件」 (ペルー対チリ 2014年判決)

これだけの「解決した領土紛争」が存在する時点で、少なくとも「国際法の有効性」は担保されましたね。