女児虐待死、母に懲役13年 「極めて悪質」、さいたま地裁

2017年6月15日 17時31分

埼玉県狭山市で昨年1月、次女=当時(3)=に冷水をかけるなど虐待し、放置して死亡させたとして保護責任者遺棄致死や暴行などの罪に問われた無職藤本彩香被告(24)の裁判員裁判で、さいたま地裁は15日、
「極めて悪質」として求刑通り懲役13年の判決を言い渡した。

高山光明裁判長は、判決理由で「被告は次女に医療措置が必要だったと認識していた」と指摘。
「虐待はしつけの域を超えている。不保護の動機は虐待の発覚を恐れたと推認され卑劣」と非難した。
(共同)