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文科相、天下りの省主導認める 前次官「脱法目的」

2017年2月7日 20時52分
文部科学省の天下り問題を巡る7日の衆院予算委員会の集中審議で、
松野博一文科相は「あっせんの環境づくりに文科省が関与したのは事実だ」と述べ、
人事課OB嶋貫和男氏(67)を調整役とするあっせん体制づくりを同省が主導したことを認めた。前川喜平前文科事務次官(62)は「自分があっせんすると法に触れるので情報提供した」と答弁。嶋貫氏を脱法目的で利用していたことが明確になった。

質疑で前川氏は「嶋貫氏に退職者などの人事情報を提供していた」、嶋貫氏は「前川氏らにあっせんの結果などを報告していた」とそれぞれ説明。あっせんを巡る情報交換の実態も一部が明るみに出た。
(共同)