仮想通貨580億円分消失 コインチェック、被害最大規模

2018年1月27日 00時21分

仮想通貨取引所の運営大手コインチェック(東京)は26日、
取り扱っている仮想通貨の一種「NEM(ネム)」約580億円分が不正アクセスで外部に送金され消失したと発表した。
送金されたのは全て顧客が保有している通貨。
コインチェックは仮想通貨の入出金や売買といった取引サービスを一時停止し、仮想通貨が消失した理由などを調査しており、金融庁にも報告した。

不正による仮想通貨取引所の損失額は、約480億円だった2014年のマウントゴックス(東京)を超え、最大規模となる。

会見した和田晃一良社長は「大変申し訳ありません」と陳謝。
補償については今後検討する方針を示した。
(共同)