中国、次世代ステルス機初公開 国際航空宇宙ショー開幕

【珠海共同】2016年11月1日 16時52分

中国広東省珠海市で2年に1度開かれる国際航空宇宙ショーが1日開幕し、
中国の次世代ステルス戦闘機「殲20」が初めて一般公開された。銀色の機体の殲20が2機、会場周辺の上空を数分間飛行した。

中国は2013年に沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定。
今年9月に米国で初公開された、日本に配備される最新鋭ステルス戦闘機F35をにらみ、次世代ステルス機の開発を急いでいる。
殲20の公開は、日米をけん制する狙いもありそうだ。

中国はレーダーに捕捉されにくい特徴を持つ次世代ステルス機として殲20と「殲31」を開発中。