印首都、大気汚染で「非常事態」 休校に工事禁止も

【ニューデリー共同】2016年11月7日 08時39分
インド・ニューデリーを抱えるデリー首都圏政府は6日、
大気汚染が深刻な段階に突入したとして、学校を7日から3日間にわたり休校、建設工事を5日間禁止にするなどの緊急対策を発表した。
中央政府のダベ閣外相(環境担当)は「非常事態」と述べるなど、危機感が強まっている。

首都圏は近年、冬の接近とともに大気汚染のスモッグが拡大。野焼きや車の排ガスなどが原因とみられ、今年は過去17年間で最悪といわれている。
ニューデリーの米大使館によると、大気中の微小粒子状物質PM2・5を含む汚染指数は6日も最悪レベルの「危険」を記録した。