関連「人質」「大気汚染」


国内最速スパコンの運用開始 東大と筑波大、「京」超す

2016年12月1日 19時08分

東京大と筑波大は1日、理化学研究所の「京」を上回る計算速度を持つ国内最速のスーパーコンピューター「オークフォレスト・パックス」の運用を開始し、千葉県柏市の東大柏キャンパスにある装置を公開した。

地球温暖化の予測や素粒子物理学の計算などに使う予定だ。
二つの大学によるスパコン共同運用は国内で初めて。
両大ともスパコンの研究開発の実績があり、中村宏・東大教授は「お互いの強みを分かっている。1足す1が3になる」と意義を強調した。

計算速度は1秒間に1京3600兆回を達成した。
半年に1回更新されるスパコンの計算速度ランキングによると、最新の11月段階で世界6位。
(共同)