米、「ハバナ症候群」の原因追究に本腰 外交官らに謎の健康被害
https://mainichi.jp/articles/20211106/k00/00m/030/091000c
2021/11/6 毎日新聞

ブリンケン米国務長官は5日、世界各地の米大使館などで働く外交官らが
原因不明の健康被害を訴えている問題で、国務省の対策チームを統括する
高官2人を任命したと発表した。被害者は過去5年で200人以上とされる。

外国情報機ブリンケン米国務長官は5日、世界各地の米大使館などで働く
外交官らが原因不明の健康被害を訴えている問題で、国務省の対策チーム
を統括する高官2人を任命したと発表した。被害者は過去5年で200人以上
とされる。外国情報機関などによる攻撃の可能性も指摘されており、バイ
デン政権は調査に本腰を入れている。関などによる攻撃の可能性も指摘さ
れており、バイデン政権は調査に本腰を入れている。

健康被害は、2016年にキューバの首都ハバナの米大使館で働く職員から
初めて報告されたため「ハバナ症候群」と呼ばれている。頭痛や聴覚障害、
めまい、吐き気などの症状があるといい、重度の場合は認知や記憶障害が
残るケースもあるとされる。

米メディアによると、これまでに中国、ドイツ、オーストリア、ロシア、
コロンビアなどの米在外公館職員らにも被害が発生。ハリス副大統領が8月、
ベトナムを訪問する際にも複数の同国駐在職員が症状を訴えたため到着が
遅れたほか、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が9月にインドを訪れた
際も同行職員1人が症状を訴えている。

この日、ブリンケン氏は国務省で演説し、「何が原因で、誰に責任があるの
か全力で追及する。政府全体の緊急の優先事項だ」と強調。詳細は明かさな
かったが、「新技術」を現場に導入し、「原因を迅速かつ徹底的に調べるこ
とが可能になった」と述べた。(つづきは上記URLにて)

#ハバナ症候群 #米国大使館 #指向性エネルギー攻撃