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2021/10/29
「日本のデータは国内で何とかしろ」とひろゆきさん クラウド化の保存先に米企業を選択したデジタル庁にため息 [爆笑ゴリラ★]
https:
//hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1635484598/296
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1615992357/769

2022/01/19
文通費よりデジタル安保を議論せよ|三木谷浩史
三木谷浩史「未来」 第28回
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2289
機密情報が他国に漏れる

 デジタル技術で世界の後塵を拝していると、どのようなことが起きるのか。
 デジタル庁の下に「デジタル社会構想会議」という有識者会議が設置された。僕もそのメンバーの一人なのだが、会議で「呆れている」と発言した問題がある。
 それは、先進国を自任している日本政府が、アメリカのクラウドサーバーを使おうとしているという点だ。政府が他国のサーバーを使うという発想に、なぜ官僚たちは疑問を覚えないのだろうか。例えば、GoogleやAmazonのクラウドサーバーは、普通に考えれば、アメリカ政府の情報機関に閲覧される可能性がある。日本の国家の機密情報が他国に漏れるということだ。
 ところが、こうした技術がない日本には、自らが定めたISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)の基準を満たすクラウドというものが存在しない。デジタル庁の官僚は「日本にはないのだから仕方ない」とGoogleやAmazonを使おうとしているが、それをそのままで良しとする感覚が僕には理解し難いのだ。
 コロナ禍のリモートワークで、行政機構でもニーズが高まったビデオ会議システムのZoomやTeamsも然り。国が使うソフトウェアの全てが外国製であることに、僕らはもっと真剣に危機感を覚えなければならない。今こそ、「いかに基準を満たしたクラウドサーバーやビデオ会議システムの技術を、この日本で開発していくか」ということを議論していくべき時なのだ。
 ところが、岸田政権発足以降も、そうした「デジタル安全保障」の問題をはじめ、「10年後の未来」のあり方を問うテーマが、国会の場でしっかりと議論されている様子はない。それどころか、年末から与野党が延々とやっていたのが、国会議員の文通費や給付金の問題だったのだから、僕は唖然としたわけだ。...