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イスラエル製のバラク短SAMは、インド海軍ではロシア製のオサーMの後継として広く採用されていたので、
これと共通性のあるバラク-8中SAMシステムの導入は、納得できる面がないではないです。
ただ一方で、シュチーリ-1は、既存のロシア製中SAMであるシュチーリの延長線上にある、いわば「安全牌」
なのに対し、バラク-8中SAMは、イスラエル初の艦載中SAMであり、技術的には未知数の部分が多いです。

まあ、シュチーリ-1もバラク-8も、明らかになっている部分が少ないので、我々が知らないだけで、
実際には単純に技術的・性能的な理由だったりするのかもしれませんが。
あるいは例によって、兵器の供給元を適度に分散させるという方針なだけなのかも。