>>288
んーとですね、防空に力を入れるってのは結果的に脅威度が非常に高くなるんです。

なんで防衛手段の向上が脅威度があがる理由になるか?なんですが、撃破しにくいから。
艦艇の場合、現行の対艦攻撃手段の主力は対艦ミサイルでしてね。
リアクションタイムの少なく射程の長い対空迎撃手段を敵が持つってことは、
その他の迎撃手段(艦砲・CIWS・近SAMなど)の、一つ外に防御網が持てるってことなんですよ。
そのため、当該海域に占位できうる能力が高くなるわけです。
この点は陸上発射のSSMや、航空機のASM、及び航空機そのものにも言えます。

で、潜水艦から攻撃すりゃいーじゃないかって意見。これは正しいんですが。
逆に考えれば、潜水艦の雷撃しか有効な攻撃手段がなくなるってことなんです。
ってことは、敵側は当然それを理解して警戒してるでしょうから、攻撃成功率も必然下がるわけで。
個艦レベル、僚艦レベルでの防衛手段である防空能力の向上は、こういう副次的な面もあるんです。

攻撃手段だけが脅威ではないんですよ。もちろん攻撃手段を全く持たないのなら、脅威ではないですがw