>>146

>二度と戦争はするものではないと教える・・・。

そんなの当り前だよ
誰かに教えられなくても当時の日本人はみんな口を揃えて『もう戦争は二度とこりごりだ』って感想だった
なぜならみんなお腹がすいてたし、酷い怪我を負わされたし、家族兄弟と死に別れたり、
家を焼きだされて全財産を失って路頭に迷ったり、被爆して放射線病にかかったり
物理的に直接戦争で酷い目に遭わされたから

そんな状況になって尚まだ「戦争バンザイ!戦争すれば世の中はよくなる!戦争は正しい!富国強兵!」
なんて思えるバカは浮世離れした居ない
日本がみんな厭戦気分に傾いたのは当時戦争で酷い目に遭わされた大多数の国民の当たり前すぎる感想だよ
教育のせいじゃない、当時の生々しい記憶が残ってる時代はみんな誰に教えられなくても戦争したがるバカなんていなくなってたし
「戦争バンザイ!」なんて街中で叫んだら戦争で家族や恋人を失ったり腕や足を失ったり酷いに遭わされた人間に囲まれて
その場でリンチにあってもおかしくない空気だった
そんな社会で平和憲法を無くそうとしたり再び日本を戦争と関わらせようとした政治家なんて
あっという間に国民の支持を失って失脚する
事実岸信介がその実例
だから政治家も徹底的に国民ウケがいい非戦主義者になるしかない

アメリカって国はそうならないように、国民を戦争嫌いにさせないために徹底的に戦争を人命第一に考える
ちょっとでも安全で強固な兵器、滅多なことでは死人が出ない軍隊、味方の兵士の人命第一で安全が最優先の消極的な作戦と戦法
下手な会社よりよっぽど充実した福利厚生と衛生環境と栄養バランスが考えられた豊富な食事
医者はおろかカウンセラーまでついていて兵士にストレスを与えないためのレクリエーションまで徹底してる
アメリカは国民を厭戦気分にさせないための安全な軍隊を作るために金を惜しまない

ところが日本はどうだ?金がないから、物がないから、仕方ないからという理由で
驚くほど世界でも類を見ない味方の人命を軽視し過ぎたスッカスカの紙装甲の戦闘機、
劣悪な衛生環境、補給もままならず満足に食事も出来ないから次々に餓死しはじめ、
お互いの屍肉を貪り合う目に遭わされ味方同士で略奪し合うようになった兵士たち
おまけに極めつけは生きた人間を載せたまま肉の爆弾となって特攻する兵器
その結果があっさり制空権を奪われ爆撃機が本土上空に到達してしまい国土の防空能力すら確保できないという何も守れてない軍隊

国民を厭戦主義者に変えたのは教育じゃない、日本軍だ