なんかよくわからない問題なんですよね沖縄米軍基地問題。

沖縄県の主張としては、
①唯一地上戦の戦場になった沖縄には基地はいらない。
②他県と比べると基地負担が重すぎやしないか（用地収用、騒音問題、環境破壊）。
③安全な生活に対する不安（米兵犯罪多発）
④アメリカ（戦勝国・占領国）アレルギー
ってのがあるらしいんですが、

①は地上戦になって玉砕した島はいくらでもあったはずで、酷さで言えば原爆落とされた長崎・広島があるし、
東京大空襲に代表される空襲はいろんな都市が受けたわけで、なんか違うような気はするんですよね。

②についても以前修学旅行で行った時のバスガイドさんは、「沖縄の大半は米軍基地で、基地負担で本土の
犠牲になっているって知って帰ってください」とか言われたのを覚えてるけども、戦略的地理的に重要な沖縄は
かつての大日本帝国状態（内地）にならない限り基地が減らないのは明らかですよ。
また、沖縄が独立するのは無理でしょう、産業も資源もない。まず中国に飲まれて第二のチベット化する。
共産国につけば米国の標的となり、やはり前線基地化するでしょう。つまり、基地負担は必然であって地理的
帰結です。

③そりゃあまぁ、ヘリが墜落したり、米兵が悪さしたりしたけども、それって沖縄に限った話じゃないですよね。
アメリカと中国が戦争になったら戦場になる危険性が他の地域よりも高い。それも地理的要因であって仕方
なくないか？逆に減らしたら平和になるのかと。

④負けたんだから仕方ないじゃん。第三次世界大戦でも起こして戦勝国になればいいのか？

とまあ、何故沖縄だけ基地問題が議論されるのか、問題にされるのかが分からない訳です。
そもそも対立構造がおかしい。住民の感情論と国家の存亡論って対立させる問題じゃないだろっていう。
奥さんが夫に「家庭と仕事どっちが大切なの？」って言うのと同じで比較すべき問題じゃないだろうって話です。

こうなる原因は、沖縄が可愛そうな存在じゃないといけない人たち、利権屋がいるからなのか、沖縄を狙っている
他国の工作なのか、煽ることによって儲けが出る人間がいるんだろうなっていう気がしてならない。
とにかく日本政府としての対応はどんなに騒ごうが変わりようがないんじゃないかなって思う。
当たり前だ、国民の安全安心を保証するのが政府の務めだから。政治家にはしっかりと仕事（決断）して欲しい。