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サイバー戦、日本を救う道 イスラエルに学ぶ異能の登用
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD158IL0V10C23A2000000/
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サイバーの脅威に日本が耐えられる体制をつくるには、民間のサイバー人材のすそ野を広げていくしかない。そこで参考になるのが、イスラエルの成功体験だ。

イスラエルは人口約950万人にもかかわらず、米国などに次ぐサイバー能力を持っとされる。イランの核開発を遅らせた米国とのサイバー共同作戦(10年)で、世界に実力を印象づけた。

22年3月の米誌ナショナル・インタレスト(電子版)によると、世界上位500社のサイバーセキュリティー会社のうち12%が集まる。米シリコンバレーの32%に次いで2位だ。

同国をサイバー先進国に導いた立役者で、イスラエルの「サイバーセキュリティーの父」と呼ばれる人物がいる。同国軍で研究開発の責任者などを歴任し、現在、テルアビブ大教授のべン・イスラエル元少将た。彼をたずね、成功の秘密を聞くと、次のような説明が返ってきた。