【中国】中国はサイバー戦争能力の強化を=人民解放軍研究者[06/03]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1307186850/
 人民解放軍の学術機関である軍事科学院の研究者、Ye Zheng氏とZhao Baoxian氏は中国青年報への寄稿で、
中国政府はサイバー戦争能力の向上に注力していると強調。「核戦争が産業時代の戦略戦争であったように、
サイバー戦争は情報時代の戦略戦争になっている」と述べた。
 一方、米防衛機器大手ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)や米グーグル(GOOG.O)に対する
サイバー攻撃について、米国の専門家や調査機関の間では、中国が関与したとの疑いも強まっており、サイバー攻撃
をめぐる問題が米中間の新たな火種になる可能性がある。
 グーグルは1日に公式ブログで、中国山東省の済南にいるとみられる正体不明のハッカーが「Gメール」の
アカウントのパスワードを不正に取得し、電子メールへのアクセスを試みたと明らかにしていた。済南には、
通信や電子信号などを使った諜報活動を行う人民解放軍の部隊がある。

 米国防総省は現在、6月に発表を予定しているオバマ政権のサイバー戦略に関する報告書をまとめており、その中で
他国からのサイバー攻撃で甚大な被害を受けた場合、現実世界での武力報復に出る可能性もあると警告している。