ネーションズリーグ(5月16日〜トルコ、マカオ、日本)を前にアメリカで合宿を行っているバレーボールの女子日本代表が、東京五輪金メダルのアメリカ代表と4セット制の練習試合を行った。

日本のスタメンはセッター・岩崎こよみ(34)、リベロ・小島満菜美(29)、アウトサイドヒッター・古賀紗理那(27)、林琴奈(24)、石川真佑(23)、ミドルブロッカー・荒木彩花(22)、渡邊彩(32)で、S1ローテーションでスタート。アメリカはミドルに男性コーチが入ったが、昨シーズンJTに所属していたオポジットのA.ドルーズ(30)、東京五輪のMVP、J. ラーソン(37)らも出場した。

1セットずつメンバーを入れ替えて行われた試合は日本が2セットを連取したが、後半はアメリカのサーブレシーブが安定し、強烈なスパイクを決められる場面も。試合後、主将の古賀は「サーブでAパスを返されてしまうとセッターのセットアップの位置も高いですし、選択肢がたくさんあるスパイカー陣が海外はそろっている。向こうのパスを少しでもネットから離すとかそういうサーブを打つことが大切」と振り返った。