坂本奈々香その2
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成功おめでとうございます。
前スレでの功績?が認められたのかも知れませんね。 >>4ありがとうございます!これからもどんどん
ななかさんを応援していきましょう! 「ブロックレシーブ」とい単語を理解しようと
して自分なりに考えたところ、ここで「レシーブ」という単語が、相手コートからボールを受け取る動作全てに対して使われている事に気付
きました。これはつまり、アタックヒットに対
してレシーブがあるかたちになっています。
アンダーで相手コートに返してもどんなかたち
で返してもアタックヒットと呼ぶのと同じく、
受け取り方に関わらずレシーブが定義され、さらに細かく分類できる。
分類A 相手からのボールの種類による分類
1.サーブレシーブ
2.ディグレシーブ
3.ブロックレシーブ
分類B 受け取り方による分類
1.アンダーハンドレシーブ
2.オーバーハンドレシーブ
3.ブロックレシーブ
などになるなと自分のアタマで考えました。
A-3とB-3は意識的に重複しています。 で、わたしの教科書・ルールブック・バイブル
である(笑)FIVB公式ルールを見たところ、
その中には動作としての「レシーブ」という単
語は1回も出てこない事に気付きました。
FIVB公式ルールでは、
1.サーブを受け取る側のボールの受け取り自体
を「レシーブ」と呼んでいる。サーブに対する
対義語とでも言いましょうか。
2.反則行為などによりペナルティを「受ける」
という英単語としてのレシーブ。
以上の2つです。
つまり、行為としての「レシーブ」というもの
はFIVBでは定義されておりません。わたしの様なシロートが一般に思い浮かべる「レシーブ」は、両手のひらを組んで両手を伸ばし、手首から体側の腕(1の腕?2の腕?)でボールを受ける事をイメージしますが、これはいわゆるアンダーハンドパスですね。
FIVB公式ルールではアンダーハンドパスの単語
も出て来ませんが。 なんのこっちゃ?!と混乱してバレーぺディア
P.62の「レシーブ」を読みますと、やはりこの
言葉は完全に和製英語だと知りました。
こうなると用語の世界統一は遠いですね…
ま、そもそもFIVBルールの上で試合が成り立て
ば十分な気もしてきますね…あきらめってやつ
です…(笑)
もし統一するならば、それぞれ違う使い方に慣
れたグループの反発は必至ですから、日本国内
、そして世界で、権力争いでしょうね… ところでバイブルと言えば、ネットで英語での
バレー用語を調べる過程において、
The volleyball coaching bible
という本を発見しました。volume 1,2,3とあるよ
うです。ネット通販サイトでチラリと目次と内
容が読めるのですが、コーチングバレーボール
のアメリカ版とも言えるものの様ですね。
この本で使われている単語も、所詮アメリカで
使われている用語に過ぎないので、これになら
う必然性も無いですね。 バレーペディアをまとめた組織は日本バレー
ボール学会であり、この組織がわたしの好き
な「バレーボール研究」誌を発行しています。
で、アメリカ版のこういうのあるのかな?と
調べたら、FIVBのウェブに情報があって
USA Volleyball’s Sports Medicine and
Performance Commission
という組織がある。この組織が
International Journal of
Volleyball Researchという専門誌を発行
していることがわかった。
このへんの日米関係者が集まって話し合う
しかなかろう。よく考えたらCEV関係と
いうか、ヨーロッパとか全世界の関係者も
集まらないと統一できませんね。 JVAのウェブにある理事会の議事録を見ます
と、この元となる用語案は2018年の5月に
出来上がっていたことがわかります。 このへんの事はおそらくななかさんも渡独後チ
ームメートたちとのコミュニケーションで多少
混乱したんじゃないかな…もちろん行く前に元
さんから必要最小限のアドバイスはあっただろ
うけど。 FIVBのCoaches Manual Level IIを見ますと
「サーブレシーブ」という使い方でレシーブを
行為の名詞として使っていますね。
サーブレシーブするアタッカーを
Receiver- attackersと表現しています。 このCoaches Manual Level IIは2016年に
作られたと思われます。
執筆者見ますと、コーチングバレーボールの
執筆者でもある遠藤俊郎さんと小柳好生さん
の名前もありますね。 こういったFIVBの書類作成に日本人がどん
どん関わり、いつのまにか和製英語を世界に
浸透させていく、という手法もアリですね
(笑)。 JVA の「統一用語」ですが、お陰で初めて見ましたが、「ブロックフォロー」に統一しているのは妥当でしょう。
あと「アウトサイドヒッター」に統一というのが目を引きましたね。「ウイングスパイカー」は使わないと。
「 コーチングバレーボール 基礎編」の1-3「バレーボール用語の変遷」で
「これによりコート内のポジション名は、ウイングスパイカー、ミドルブロッカー、オポジット、セッター、リベロ、リリーフレシーバーに分類されている。」とあり、疑問に思っていましたが、わずか1年で否定された?ようですね。河合学さんという人ですね。
「バレー ペディア」だと田中博史さんが「「アウトサイドヒッター」は「レフトプレーヤー」と同じ意味で.....「ウイングスパイカー」はレフト、ライト両側から攻撃を行う選手」
と、独自の定義?を唱えていますが、これも恐らく現在では否定されていますね。
アウトサイドヒッター、 ウイングスパイカーともに「オポジット以外のサイドの選手」くらいの意味に落ち着いたようですね。 「serve receive」を名詞として使うのは少し奇妙な感じですが、アメリカンでは実際に使われているようですね。
バレーペディアのアメリカにおけるバレーボール用語の実際というコラムで触れられています。ただやはりreceiveと単独では言わないようですね。英語ではpassing、passerを頻繁に使うので、日本でのレシーブ、レシーバーの大部分がこれで代替されている感じですね。 というか、英語のpassing、passerも含めて日本ではレシーブ、レシーバーと言っているわけですね。
まだ殆ど読んでいないので恐縮ですが、
"Outside hitters need to have a mind-set that
they are passers before they are hitters."(The
volley ball coacing bible vol II)
は日本語では
「サイドアタッカーはアタッカーである前にレシーバーだという心構えを持たなくてはならない」といったところですね。 否定された部分のまとめ大変興味深いです。
だいぶ様子が分かりました。本当にありがとう
ございます。スタッツと地理にこだわって書き
込み続けて来た甲斐がありました(笑)。
The volleyball coacing bible vol IIをお持ちなんですね。1も3もお持ちですか?1だけずいぶん前に
出版されてますが、1〜3で網羅されるのでしょ
うか?それとも1の改定が2と3に含まれるのでし
ょうか?ネットで注文しようと思って少し見た
のですがさしあたりメルカリで高等地図の注文
のみにしておきました(笑)。
さすがにメルカリにThe volleyball coacing bible
は見当たらないですね(笑)。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています