女子、古川学園高(宮城)と郡山女大附高(福島)が頂点を争う
 一方の女子は、古川学園高(宮城)×郡山女大附高(福島)の決勝戦に。
試合は郡山女大附高のスーパー1年生、本田凛(178センチ)が、前衛でのアタックだけで
なく、バックアタック、ジャンプサーブ、ブロード攻撃などで力強く加点。また
キャプテン朝倉未来のキレのあるスパイク、佐藤朝美の力強いアタックなどで
郡山女大附高が17‐13とリードを奪うが、ここから急に失速。古川学園高の
バルデス・メリーサ(身長183センチ)が高い打点から打ち下ろすスパイク、
同じく183センチの上沢沙織が繰り出す速攻など古川学園高の組織的な攻撃に対抗できず、
最後は、古川学園高が25‐22、25‐16と、ストレートで勝利した。
優勝した古川学園高は、高身長の選手がいるものの岡崎典生監督によると
「昨年までと違い、今年のチームは経験値がありません」というメンバー。しかし、
だからこそ、この東北大会でも試合を経るごとに経験値が上がり一戦ごとに強くなった
印象だった。インターハイでも、勢いに乗れば怖い存在になりそうだ。