これは今年のイタリア・NL遠征が始まる前の取材の一部。
監督がこういう位置付けをしているのにシニアの全日本に参加したことがない選手を試すわけないだろw

――ネーションズリーグの後には、8月にアジア競技大会が控えています。かつて全日本男子のキャプテンも務めていた荻野正二さんは、
バルセロナ五輪の後に「アジア競技大会は”オリンピックのちっちゃい版”だった」と表現していましたが、そういった意識はありますか。

中田「まったくその通りで、東京オリンピックのシミュレーションと位置づけています。会場に帯同できるスタッフの数が制限されることや、
他競技の選手と選手村で共同生活を送るといったことを経験していない選手もいますので、いい機会だと思います。そこでうまくいったこと、
いかなかったことをピックアップすれば、オリンピックの準備に活かすことができる。普段とは違う環境でコンディションを崩してしまっては、
存分に力を出すことはできません」