米田氏が2500万円集めてたところ、現状1000万円の縮小均衡

河北新報17.6.30より

3月、チーム運営会社「トゥエルヴ」の米田隼人社長、葛和伸元監督ら幹部4人が仙台市内の事務所に集まった。
会議の名目は、「来季に向けた打ち合わせ。」 しかし、米田社長はクラブの窮状を語り始めた。
「15〜16年シーズンから2季で多額の赤字が出ている。これ以上チームを存続させることはできない。」
事実上の破綻宣言だった。

 関係者によると、チームの運営費は年間約4000万〜5000万円。
昨季の収入は2500万円前後にとどまった。
米田社長は、「スポンサー集めに奔走したが、プロ野球東北楽天や、J1仙台を抱える仙台では限界があった」と主張する。

 これに反発したのはチーム保有団体のNPO法人仙台ベルフィーユだ。
「そもそも赤字はトゥエルヴが営業努力を怠っていたから」(NPO法人関係者)