今大会は、得点力がありバックアタックも得意とするオポジットの長岡望悠や、アウトサイドの古賀紗理那が怪我のため出場できなかったことが響いた。

 そこに加えて来年は、「もう1枚、サーブレシーブができて打ち切れる選手を補強する必要がある。黒後(愛)、井上(愛里沙)、そしてアンダーカテゴリーの選手も含めて考えたい」と中田監督は考えを明かした。

 セッターについては、7月のワールドグランプリは3人でスタートしたが、宮下遥の怪我もあり、途中からは冨永と佐藤美弥の2人でチームの土台を作ってきた。

 来年以降について中田監督は、「まだまだいろいろなセッターを見てみたい気はします。ただ、ここまで冨永と佐藤でいい形になってきているので、それも大事にしてあげたいなという思いもあります」と語った。