まあ今回は鹿屋が勝つと予想したものもいたので あえて予言はしなかった
攻守ともに鹿屋が圧倒的に上で 例え鹿屋が大差で圧倒的にストレートで勝つと書いても
自慢にはならなかったからである しかしKUROBEにも勝つ方法があるという題で書いていれば
的中してたが まさかそんな卑劣で卑怯な手段を実業団たるものがやるわけがないと思い書かなかった
その手法とは目くらましでセットの序盤で貯金をつくって逃げ切るセットを3つ作るという手だ
1・3・5だと5セット目に対応されるので2・4・5しかなかった 1回目の目くらましは学生では
見たことのないインチキ小細工を仕掛ける 2回目は単にセッターを代えるのではなくセッターの実力差で
慌てさせる 3回目は代わったセッターで小細工だった KUROBEが試合展開上リードした期間はこの
3セットの序盤だけだった 鹿屋に詰め寄られて逆転されるセットはなかったのかと思うだろうが緻密な計算もあった
確かに5セット目が25点制なら逆転だった 鹿屋と言えば秋山である 統率力と遊びを兼ね備えた非常に優秀なキャプテンだ
個人としてのメンタルも強くて 相手に引導を渡す一撃なんかは新鍋以上だろう ただ追いかけて粘る一撃に強さがないのである
諦めが早いという試合はここ2〜3年続いた 2・4・5ではセット終盤詰め寄った形にはなったが これは鹿屋とKUROBEの
元々の力の差で詰め寄っただけで 本来の力からすると余裕で逆転だっただろうな