【バレー】まずはスーパーリーグ優勝、そしてオリンピックに行けたら最高ですね。
アラン・ソウザ

アラン・ソウザ25歳。昨年、ブラジル代表のオポジットでネーションズリーグに登場
すると徐々に安定感を増し、W杯では最優秀選手に選ばれた。現在はブラジルのクラブ
チームSESI-SP(セージ‐サンパウロ、以下SESI)でスーパーリーグを戦っている。
現在の調子や昨年の代表での経験を聞いてみた。

■チーム内の責任も増す
――昨年はとても忙しい一年でしたが、年末年始はどのように過ごされましたか。

アラン・ソウザ(以下アラン) 年末年始は妻の実家のポルトアレグレ(ブラジル南部)
に行きました。バレーはすっかり忘れて、海に行ったり水族館に行ったり、家族や
親せきと一緒にリラックスしました。

――スーパーリーグでご自身のそしてチームの調子はどうですか。昨シーズンはチーム
にもっとベテランがいましたが、今シーズンは若手中心に切り替わりました。
代表も経験して、チーム内の役割も違ってきましたか。

アラン 自分もチームもとてもいいリズムできていると思います。2敗に抑えて年越しで
したから。若手が増えて自分の責任も増したと思います。でも同年代や若手が一緒だと
話しやすいし、良い意味でちょっとふざけたり楽しんだりしているので、いい部分も
たくさんあります。

――積極的に自分から若手に話しかけるのですか、それとも語らずとも自分のプレーで
見せて、ついてこいというタイプですか。

アラン 僕はコートの中でも外でも楽しむタイプです。だからよく話すし、
コミュニケーションを大事にします。でもお互いに自分が上に行くんだみたいな
ライバル意識もあって、そうやってお互いを高めながらやっていると思います。