元ビーチバレー・朝日氏、「私にトスを上げてください」 都内で街頭演説

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000112-sph-soci

 参院選の東京選挙区で自民党から立候補した元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎氏(40)は27日、都内で街頭演説を行い、
JR新宿駅西口では谷垣禎一幹事長(71)が応援に駆け付けた。

 身長199センチの朝日氏は街宣車上に立つと、ビーチバレーボールを高々と掲げて「皆さん、私にトスを上げてください。
その思いを必ず国会に送り届けます!」と訴えかけた。2度の五輪出場の経験を柱に、海外から日本を見て来た経験を強みをアピールし、
2020年東京五輪・パラリンピックに向けてのスポーツ産業の振興、健康増進、ビーチ文化の創造を政策として掲げている。

 谷垣幹事長は「朝日さんを党が公認するのが選挙直前となってしまったため、まだ名前があまり知られていませんが、
五輪経験者を是非、国会に送り出していただきたい。そして東京五輪・パラリンピックをスポーツ産業を育てる機会にしないといけない」と訴えた。

 朝日氏は歩道上で主婦たちと腰をかがめながら握手。立候補者のタスキをしているにも関わらず「西口はどっち?」と訪ねて来た高齢者の女性にも
「あちらです」と丁寧に答えていた。

 朝日氏はバレーボール強豪の鎮西高時代に春高バレーと高校総体で準優勝。法大を経てサントリーに入社しリーグ3連覇などに貢献した後、
2002年にビーチバレーに転向して話題になった。北京、ロンドン五輪出場後に現役を引退。日本ビーチ文化振興協会理事長に就任した。