楽しんご、元マネジャーが恐喝容疑で捜査

個人事務所の30代の男性マネジャーを殴って負傷させたとして警視庁四谷署がお笑い芸人の楽しんご=本名・佐藤信吾=さん(34)を、傷害容疑で近く書類送検する方針を固めたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
事件後に楽しんごさんから現金100万円を脅し取ったとして、このマネジャーも恐喝容疑で捜査している。
楽しんごさんは7月21日朝、東京都新宿区の自宅マンションでマネジャーの顔や腹を複数回殴り、軽傷を負わせた疑いがもたれている。
同日は参院選の投票日で、任意聴取に「投票に行こうとしたのに頼んだ時間に起こしてもらえず、その後の態度にも腹が立った」などと供述している。
マネジャーは昨年5月ごろに楽しんごさんと知り合い、個人事務所でスケジュール管理などをしていたが、事件後に退職。
「カネを払わなければ暴行の事実をばらす」と脅迫し、100万円を受け取った。その後、現金を返し、9月に同署に被害届を出していた。
 楽しんごさんはよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。女性っぽいキャラクターと「ラブ注入」というギャグで人気を集めた。