黒澤明もうひとつは年に寄宿する点ですね。
公の場に身を置こうとする人です。
戌卯ですから、燃料が入った炉中の庚は、
水が来れば鋭さを増しますね。
つまり羅生門や七人の侍のような刀を持った人たちが見えて来ます。
本人は丁火の木喜神ですので仁心を信じる人です。
金のバッサリ切り捨てるような残酷さの中にも
ヒューマニズムが根っこにある。

という風に見ていけば結構面白いですよ。