>>255
いえ、そう言う訳ではありませんよ。
飽くまでも従財格は外格として生きるしかありません。
五行のバランスをとって生きる事は不可能だと思われます。
自星、印星が大運、流年運で従財格の命式に巡った場合には、通常は深刻な災禍に見舞われます。
従財格の場合は破産や六親との不和、精神的に深刻な打撃を受けたりします。
最悪の場合は災禍や病などによって死に至ります。
しかし、官、財、洩の揃った命式ですと災禍が小難で済みます。ただ、それだけです。
自星、印星が巡った場合は大難に遭う事はありませんが、不安定な生活、精神状態の中を生きる事になります。
しかし、貧窮に陥ったり、深刻な人間関係の不和などは生じないですし、上記した災禍には遭わずに生きられます。
従財格らしさを失い、鳴かず飛ばずの状態になります。
このような場合には慎重に生きて、災いを避けるようにするしか無いと思われます。
バランスはとれませんから、従財格として凶運の中を生きるしか方法は無いですね。
従格全体に共通する事ですが、非常な幸運に恵まれる反面大変な災難にも見舞われます。
内格ですとバランスをとって生きる方法があります。
しかし、従格だと如何なる方法も効を奏さずに災禍を免れない事も多々あるようです。
所詮、運命の奇形なんですよ、我々は。
特殊な運命ではありますが、自然の生命では無くして、反自然的な生命なんです、五行の上では。