工藤明彦というモダン占星術を専門にしている占星術師がダイクの翻訳本についてとていい批判をしている。
彼はアヴァージョン、ディグニティ、プロフェクション、アラビックパーツについてそれぞれ実践的に検証批判している。
古典は実例が少ないという批判があるが、その事例検証を古典ではなくモダンの研究者が先にやったというのは皮肉だ。
古典は技法が多くて、その技法をパラパラと紹介しているだけの現状だ。体系的なまとまりがないし、使いこなしきれていない。
中途半端に古典をやって消化不良になる位なら、単純と批判しているモダンを駆使できるまで勉強したらどう意見はもっともだ。